番外
他の開発部門のメンバから、北欧寒地試験について、質問を受けたメールを見つけた。記録として残しておこう。
宿泊について
ホテルですと、1泊 945SEK(スウェーデンクローネ。当時のレート19.39円/SEK) で 朝食は 50SEKです。
PRIVATE HOUSEだと、2人で使うことになります。この場合は、もう少し安いです。
下記がAさん・Bさんが泊まったアパートの1日の値段です。一人 708SEKになります。
an apartment LUGNETVÄGEN 4 rate SEK 1416:-/day
ストックホルムに泊まられるなら、Quality Hotel Arlanda Airport お奨めです!
気候関係
我々が居たときは、だんだんと暖かくなりました。
初日(2/19)はマイナス20℃、最終日(2/28)は マイナス3℃。 逆に氷上の摩擦係数が減ってきて、かつ、場所によって変化していました。
最初の頃は晴天でしたが、だんだんと曇り➡ 雪 に 猫の目のように変化していました。
3月の最初に再び寒波が来ると寒地事務所の人は話してくれました。
Cさん達が行かれるときは、良い条件(寒くて、ばっちり!)になっていると思います。


生活環境
着る物は、北海道の寒地試験並でOK。部屋の中は、暖かいです(24℃以上)。
寝るときは、Tシャツと薄いジャージでした。
とても乾燥しますので、もし、口を開けて寝る癖があるなら、マスク着用がお勧めです。
スウェーデンは、部屋(家)に入ると 現地の人でも靴を脱ぎます。日本人は、海外に行くと スリッパを持っていきますから大丈夫でしょう。
食事について
水は、まわりの湖から引いています。とても美味しい水で、水道から出した水は、そのまま飲めます(飲んでいました)。海外では珍しいですね。
我々は、何度か自炊していました。Cさんは、短期間ですので、村に数軒しかないレストランへ是非 行ってみてください。下記に珍しいメニューを書いておきます。ここでしか食べられないと思います。
- Reindeer tip….. (微妙な味~トナカイ。でも、お勧めします)
- Moose Steak (美味:ヘラジカのステーキ)
- Lappland 4種珍味盛り合わせ(Reindeerのどこか ,Moose Tangue, Bear Sausage, 氷の下に育つ草? )★ おすすめ、結構美味です!
アルコール類
アルコール3.5%以下の酒類しかスーパーには売っていません。3.5%を超えるアルコール類は、酒屋に行く必要があります。日本と同じくらいの値段ですが、閉店は18:00です。
何故か、他の日本人に会う事が多い。日本人は、酒が無いと出張できない?
レストランだと、中ジョッキで50SEK、酒屋だと、ビール小瓶(ハイネッケン)で16SEK。
スーパーだと3.5%の500ccアルミ缶6本で56SEKです。
レンタカー
レンタカーを借りないと日常の足に困ります。我々も滞在中、寒地試験場から移動用のクルマを借りることができないと事前に分っていましたので、 空港からレンタカーでした。
スパイクタイヤ(でも、1列しかない)ですが、予約するなら、絶対に4WDです!!我々は ボルボV70でしたが、手違いで2WDが用意されていました。あとあと、2WDのため、困ったことがありましたので・・・。Cさんたちは、2人ですから、トヨタのRAV4かVolvo V60-4WDでしょう。
原住民が放牧しているトナカイ(Reindeer)には注意。道路に飛び出してきます。 『棒に黒いビニール袋』が両側の雪壁に刺してあるのを見つけたら、近くで放牧している印です。
減速してください。衝突を避けられます(避けられるはず)。



自炊風景。調理器・皿は自由に使える。欧州チームを招待する準備中
欧州チームを招待してPRIVATE HOUSE
で食事
放牧中のトナカイが自由に道へ出る