大雪で思い出されるのは…
開発部を束ねていた頃、毎年1月末から2月末まで、北欧の寒地試験基地に出張し、試験チームを束ねていた。
開発部を束ねていた頃、毎年1月末から2月末まで、北欧の寒地試験基地に出張し、試験チームを束ねていた。
その後、顧客技術窓口であったときは、寒地試験を訪問するお客様と同行出張するのが年中行事の一つであった。
今年の日本は、豪雪だね…
日本では、北海道が寒地試験のメッカである。自動車会社の時は、北部の基地。何回か、出張した。
当方の居た自動車会社は、今では、帯広近郊にも試験場を設け、雪が無い時期でも、高速周回路の耐久試験などを、通年で実施している。
他の自動車会社も同様に、独自の試験場を開設している。北海道は、寒地試験のメッカである。
北海道には、各社独自の寒地試験基地もある。夏場は、一般の開発試験をしているし、本州では準備できない高速走行が可能な試験路を建築して運営している会社も多い。
ほとんどが、通年使っている自己保有の試験場である。ある大手の自動車会社の試験場は、小さな村を通過し、坂道を登っていくと、突然、万里の長城のような山の尾根沿いに果てしなくフェンスが続く。巨大な要塞である。
数千人が通勤しているそうで、当方も数回訪問し、客先の試験に参加したことがある。秘匿事項で詳しくは書けないが、兎も角、巨大でびっくりする。
転職後でも…
北海道には、レンタル寒地試験場がある。その試験場と契約し、試験路面を作ってもらい、毎年、試験を続けた。旭川を宿泊場所とし、毎朝通勤した。懐かしい思い出である。転職先では、寒地試験コースをレンタルし、旭川市を宿泊地とし、高速で通勤していた。
休日は、『美瑛』へ撮影に行き、『十勝岳頂上の温泉』に疲れを癒しに行っていた。
スタッドレス義務化で、4WDが市民権を…
当方が担当していた駆動系設計は、乗用車や軽自動車に生活4WDの販売量が増えてから脚光を浴びるようになったと思っている。
スパイクタイヤの粉塵公害対策のため、スパイクピン禁止、すなわち、スタッドレスタイヤ装着義務となった頃からである。
雪道での安全性、発進性や走行安定性から『スパイクタイヤ+2WD』の組み合わせから、『スタッドレスタイヤ+4WD』へと移行していった。
『4WD』の発展は、縁の下の力持ち的な各メーカの駆動系屋が、表舞台へ出るきっかけとなったと思う。

駆動系が脚光を浴びる…
当方が担当していた駆動系設計は、乗用車や軽自動車に生活4WDの販売量が増えてから脚光を浴びるようになったと思っている。
スパイクタイヤの粉塵公害対策のため、スパイクピン禁止、すなわち、スタッドレスタイヤ装着義務となった頃からである。
雪道での安全性、発進性や走行安定性から『スパイクタイヤ+2WD』の組み合わせから、『スタッドレスタイヤ+4WD』へと移行していった。
『4WD』の発展は、縁の下の力持ち的な各メーカの駆動系屋が、表舞台へ出るきっかけとなったと思う。

