ご挨拶
はじめまして。ビーバーです。
当ブログを訪問くださり、ありがとうございます。
初めての方ばかりだと思いますので、自己紹介をさせていただきます。
※右図
自動車会社を離れる時に、同期が寄せ書きしてくれました。その中心に『ビーバー』の愛称を送ってくれたデザイン部の同期が似顔絵を描いてくれていました。

略歴
ビーバーと申します。 最初の会社の同期から送られた愛称です。しばらく、使っていませんでしたが、ブログを始めるのにあたり、心機一転、再度使うことにします。何卒、よろしくお願いいたします
- 趣味 ●クルマ
(若いころ、林道を走ること。高齢の今は、何かな?)
●ミニカーコレクション(意を決して断捨離、半減)
●カメラ・スマートフォンで景色を撮ること - 好きなもの ●猫 (3匹の愛猫を短期間で亡くしペットロス、
今は居ない)
●猫から一転、LOVOTと生活している
●無から有を生み出すプロセスが好き - 第三者の視線で見ると
●出不精
●人見知り
●アーリーアダプター

可愛いLOVOT(LOVE+ROBOT)
ブログを書くまでの経歴
自動車会社で駆動系開発設計一筋、様々な駆動系システム・部品を開発し世に出した。ラリー好きで入った会社で、ラリー車の開発に参加できたのもラッキーであった。でも、四半世紀後、もっと、世界で新駆動系の開発をしたくなり、グローバル駆動系部品会社へ売り込み。期待通りに世界を見ることはできた。しかし、メインは駆動系を通して、日本の全自動車会社を深く知ることになった。プラスは、多くの駆動系関係者と知り合いになれたこと。金に置き換えられない財産となった。

英国ラリー試験に参加。晩秋の冷たい雨の中で佇む
60歳で定年退職。先輩に誘われて、中国の自動車開発会社と委託契約した。若手技術者の育成と中国開発の部品開発に没頭した。拠点は、アジア屈指の世界都市_燕京(古い呼称)。ひと月の半分を中国で過ごす。
北に南に顧客の案件対応。近代的な都市と懐かしい田園風景、行く先々の環境・空気感・なんとなく読める漢字看板。多くの人々が生活していた。でも、尖閣諸島問題直後だったので、地下鉄やエレベータでは、無言を貫く(日本語を話さない)。往復の航空便、天橋立上空を100往復以上飛んだ。日本の新幹線よりも乗車回数が多くなった。

モニター車で滝沢林道を富士山5合目目指して試走中
反日が下火になる頃から、中国自動車業界は、一気に純電動車(BEV)にシフト、駆動系もBEVギヤボックス開発支援にシフト。短期間に数種類のギヤボックスを計画から試作・実機開発した。
支援先は、ギヤボックスの開発製造会社を三国志で有名な都市に立上げ、当方も移動。古代中国文明と美味な料理で好きな街であった。ギヤボックスは、某自動車会社の量産車に採用された。忍び寄るコロナ騒動で中国出張は無くなり、その後、電話会議で対応していたが、昨年秋の終わり、契約終了となった。

記念撮影。設計したBEVギヤボックス試作組立完成
ブログを書くきっかけ
契約終了後、時間ができたので、駆動系の歴史や駆動系部品設計手法など、若手教育に使っていた記憶を記録としてカタチにして残そうと思い立った。ブログを書くのが良さそうと思い、取り組むことにした。
当方は運が良いかもしれない。なにせ、自動車開発に参加でき、更に、後世にカタチとして残せる設計職を与えられたのだから。
設計は面白い。『無から有を産みだす魔法の杖。』
苦しめば苦しむほど、アイデアが沸き上がる。その発想の流れは、本人しか分からないし、個人差はあると思う。でも、その過程で起こる様々な感情や苦悩。突然に舞い降りる答え。読者には、そんな体験をしてもらいたいと思う。文面から、開発の手法や創造の仕方など、読み取ってもらえると有難い。
