探せば、有るもんだ。冬の駆動系試験もできるレンタル試験場…
北海道をめぐり、稚内から南下し、レンタル試験場のある『サフォークの町』で降りる。レンタル試験場は、昭和63年(1988年)に、 開設されていた。 独自の寒地試験場を持たないタイヤメーカーが使っており、当社がは、そのタイヤメーカーからの紹介であった。タイヤメーカーの使っている場所は、屋根がある巨大円形氷上パッドであり、試験は外気温が下がる夜間のみ夜勤で運営されていた。我々は、上段にある汎用路と坂路。借用するにあたり、いくつかのリクエストを出した。試験場は、公道から右側の枝道に入り、右側に牧場を見ながら、細い道を進む。やがて、門があり、事務所を左に側道を登り、上段の汎用路エリアにある事務所へと進む。

山奥で駆動系の試験はできる。パパラッチが隠れる場所もない。
汎用路エリアには、左右μ違いの路面も用意されており、基本的な4WD試験項目は確認できる。平坦な汎用路面の両側は、削った山肌であり、秘匿にはうってつけ。



坂路試験路面も完備。いくつかの勾配坂路が用意されていて、駆動系の試験には十分な設備であった。


自然豊かで、外界と閉ざされた環境。良い試験場であった。ただ、毎朝、コンビニで弁当を買って持参する生活は閉口したが…
昼休みは、門から登り側道を頂上にある別荘までを往復して運転訓練する日課。 閉鎖道路なので、好きに走れる!
『雪道は楽しい~♪』
たまに、雪壁に刺さって、慌てていたのは御愛嬌である。 この試験場は、今でも活躍しているのを、YOU TUBEで見かけることがある。懐かしい限りである。